トッド・マクファーレンが創造したアメリカンコミックのヒーローを、最先端のCG技術を駆使して映画化。監督は『ジュラシック・パーク』などの視覚効果に参加したマーク・ディッペ。 闇の支配者、地獄の王マレボルギアは、最終戦争のために闇の軍勢ヘルスポーン軍団を率いる司令官として、アル・シモンズ(マイケル・J・ホワイト)を選んだ。またマレボルギアは手下クラウン(ジョン・レグイザモ)を使って、彼の上司ジェイソン・ウィン(マーティン・シーン)とシモンズの魂を取引させるようとする。 悪魔に魂を売った男が復活する、いわゆるピカレスク・ヒーローものであり、コミックのダークな世界観をそのまま映像で再現している。またバイオレンス描写もかなりハードな箇所がある。問題はそうした描写とCGを多用したビジュアル、お世辞にも上品とは言い難いユーモアの数々が、1本の作品上で溶け合っていないことだ。 (斉藤守彦)
[洋画] スポーン (マイケル・J・ホワイト/ジョン・レグイザモ/DVD-ISO/5.73GB) ...
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